勉強は楽しくない。けど読書は楽しい(かもしれない)

就職してから本を読むようになった。

それまでは、本を読まない言い訳ばかりしていた。

目が悪いから、集中力がないから、子供の頃に習慣づけをしなかったから、など

どれも間違いではないのだけど、本当は、ゲームをしたりスマホをいじったり

寝ていたりした方が、頭を使わず疲れることも気を病むこともないからだ。

しかしそんなことを続けているうちに、僕は自分に自信がなくなった。どんどん弱くなっていった。終いには気を病んだ。

 

だから就職をするに当たりメガネをかって視力を矯正した。目が疲れづらくなった。

それに伴い、眼鏡に対するコンプレックスを払拭した。

幼い頃にメガネをかけていたことがきっかけで心無い言葉をそこそこかけれられた(自分もそこそこの人を傷つけてきたが)が、そんな苦い記憶にも向き合うこととした。

そうすると、不思議と、本を読めるようになった。

 

本を読むと、他人の失敗や成功が、まるで自分のこととして、自分の中に吸収されるのを実感する。

読書をしている人のほうが学力が高いなんていうが、読書をすることで勉強したのことの使い方がわかるのだと思う。その結果、勉強が楽しくなったり、考えながら机に向かうことができるのだと思う。

 

今は、通勤中の電車で読むにとどまっているけど、心にもう少し余裕ができたら家でも読書をする習慣をつけたい。

 

ちなみに今読んでいるのは「認知症になった私が伝えたいこと」という、若くして認知症になった男性のエッセーだ。認知症の人がどんな思いで施設にいるのか、少しでも彼らのことをわかってあげられたらな、と思って  

 

なんてね