ペンギンハイウェイを観ました。
今日は大学時代の後輩とペンギン・ハイウェイを観ました。
前から観ようと誘ってくれていたのですが都合が合わず、今頃に。
今回は前情報なしでした。あらすじもわからないままの鑑賞でしたが、
結論、自分の肌には合わない作品でした、
エンディングの宇多田ヒカルの曲を聴いたときに、
CMでみて、いつかみてみたいと思っていた作品であることに気が付きましたが。
(感想はまた後で書きますね)
ワタクシが映画を観るようになったのはここ数ヶ月です。
きっかけは、テレビでアップリンクの社長がインタビューされているのを拝見し
「ここの映画館に行ってみたい!」という思いからでした。
いても立ってもいられず、とりあえず渋谷へ行き、とりあえず会員登録をし、
「最初で最後のキス」という作品を観ました。ゲイの主人公を題材にした作品で、
ゲイをカミングアウトしてしまった彼に訪れる、ある悲劇が描かれています。
泣き虫ではないですが、私も思わず泣いてしまいそうでした。
最後の演出に少し気持ちを救われたかなあ。ぜひ皆様にもみてほしいと強く思います。
次に観たのは「ガザの美容室」。
戦争下にある国の、美容室における女性達の日常が描かれています。
これはおもしろくはなかったのですが、ドキュメンタリー風の映画という視点から見れば
とても考えさせられるものであったのかも・・・
私はちょっと頭が弱いので、この辺で、ごめんなさい><
9月に入ってからは「カランコエの花」
40分の短編でありながら、起承転結がはっきりしていてよかったですね。
これからLGBTの問題に対してどう向き合っていくか、という問題は視聴者に丸投げでしたけど><
印象に残っているのは、友人の中にレズビアンがいることを知った主人公が、
カランコエの花言葉を知ったうえで、それを身に着けてしまったシーンですね。
今の日本の偏見を表しているようで、いいじゃないですか。
私が行った日は舞台挨拶も兼ねられていて、
監督さん、堀春菜さん、石本径代さんを生で拝見しましたよ。
お昼休みに手作りのお菓子を食べるシーンがあって、
学生一同「あったかーい」と言っているのには私も違和感を覚えたのですが
撮影現場近くのお店で作られた温かいものを使用しているらしく、
「あったかいわけないだろ」と監督もツッコミなさっておりましたよ(笑)
あと、堀さんの顔が小さくて、びっくりした。
本当に僕の半分くらいなのね。やっぱり女優さんは違うなあ。
欲を言えば、テーマがテーマなので、監督などの性に対する価値観なんかを聞きたかったですね。
自分はというと、大学時代の話になりますが、周り同性愛をカミングアウトしてくれる友人が
何名かいたので、そのあたり理解はあるつもりです。というか、言われてもあっそくらいにしか思いません。
だって男性が女性を好きであっても、女性が男性を好きであっても、別になんとも思わないじゃないですか。
だから気にしないことした。興味があれば聞く。それだけ。
最後にペンギンハイウェイの感想というか気になったところを挙げますね。
「主人公のお母さんが終盤まで出てこない。」
夜なのに、喫茶店で歯医者のお姉さんとチェスを打っている・・?
シングルファザーの子なのかな?お父さんとお姉さんは親しげに会話しているし、お姉さんは頬を赤くしているし、これは再婚フラグか?と思ったらお母さん出てくるし、なんなんだ。。
「ペンギンが出てきたときの周囲の反応」
空き地にペンギンがいる時点でもっと騒いでもよさそうなのに、なんだかそっけない。
いて当たり前の生き物じゃないんだから、もっと驚いたりするのが普通だと思うんだけど
「中盤まで退屈すぎ」
思わず寝た。友人も退屈だといっていた(総評はおもしろいと言っていたけど)
ペンギンに乗ったりする終盤のシーンを中盤くらいに持ってきて、
異世界での話で盛り上げたほうが画的にもおもしろいんじゃないの・・?
「もうちょっと主人公の成長がみたかった」
背伸びし過ぎている主人公が、等身大の自分を受け入れる様をもう少しみたかった。
「宇多田ヒカルの主題歌は◎」
もはや言うことない。
てか、東宝の映画代1800円って、高すぎだよ!!!!!!!!!