つらくても大人はやらなければいけない(時が多い)

介護の連続勤務は、至極たいへんである。

多くの現場がシフト制であると思いますが、ワタクシは小学生のお子さんのいる女性で、

平日5日連続で働き、土日に休まれている方を知っています。

 

僕には、そういう働き方はできません。2日も働けばお腹がいっぱいです。

介護とか福祉系のお仕事は、神経をすり減ります。

だから、僕はその人のことをすごく尊敬しています。

その人がいるから、今週の5連勤も乗り切れそうな気がします。

 

日々しんどいなーーと思うのは、自立支援を謳っておきながら、

「介護者主体」になっている現場の実情。

残存能力を活かすための援助は、現場ではなかなかできません。

 

介護の知識を身につけるほど、今の施設での働き方に疑問が浮かびます。

介護職をするなら、研修が手厚いところがいい。

介護職をするなら、研修が手厚いところがいい。

未経験なら、なおさらそうです。

新卒向けの研修に参加するたびに、強くそう思います。

身近に同年代・同じく未経験の同僚がいてくれるのが

(人間関係が良好であることが大前提)ベストですが、

現実はなかなかそうもいきません。

 

時々であっても、同年代の友人たちと顔を合わせることは、とても刺激になります。

みんな苦しんでいる中にも、仕事の楽しみを見出して頑張っているんですね。

仕事の話に加え、趣味の話なんかができるのも、研修の楽しみであったり・・・

(ま、口下手だからあんまり話さないんですけどね><)

 

正直介護のしんどさは、排泄物の汚さとか、入浴のめんどくささではありません。

 

人間関係がすべてです。どの職種でも最終的にその結論に至りますが、

介護では特にこれが重要なんです。働いていて、そう思います。

 

幸い、ワタクシに至っては、若さのおかげもあって、

お姉さま方にかわいがっていただきながら働かせていただいておりますよ。

 

ネチネチ指摘してくる先輩もいらっしゃいますが、

シフトをずらしてもらいながらなんとかやっております。。

自己成長のためには逃げずに向き合うべきだったんでしょうが、

どうにもできませんでした。

もう少し時間が経って、援助の話を対等にできるようになれば辛さも和らぐかな・・

 

けど、研修で若い子らと少しでも関わってしまうと、

正直な心がそういう職場環境を求めてしまいすね。

自分のことだから、なったらなったで、文句を言うんでしょうけどね(笑)

 

介護職についている皆様、今、苦しんでいることはなんですか?

ペンギンハイウェイを観ました。

今日は大学時代の後輩とペンギン・ハイウェイを観ました。

 


映画『ペンギン・ハイウェイ』 予告2

 

前から観ようと誘ってくれていたのですが都合が合わず、今頃に。

 

今回は前情報なしでした。あらすじもわからないままの鑑賞でしたが、

結論、自分の肌には合わない作品でした、

エンディングの宇多田ヒカルの曲を聴いたときに、

CMでみて、いつかみてみたいと思っていた作品であることに気が付きましたが。

 

(感想はまた後で書きますね)

 

ワタクシが映画を観るようになったのはここ数ヶ月です。

きっかけは、テレビでアップリンクの社長がインタビューされているのを拝見し

「ここの映画館に行ってみたい!」という思いからでした。

 

いても立ってもいられず、とりあえず渋谷へ行き、とりあえず会員登録をし、

最初で最後のキス」という作品を観ました。ゲイの主人公を題材にした作品で、

ゲイをカミングアウトしてしまった彼に訪れる、ある悲劇が描かれています。

 


映画『最初で最後のキス』予告編

 

泣き虫ではないですが、私も思わず泣いてしまいそうでした。

最後の演出に少し気持ちを救われたかなあ。ぜひ皆様にもみてほしいと強く思います。

 

次に観たのは「ガザの美容室」。

 


『ガザの美容室』予告

 

戦争下にある国の、美容室における女性達の日常が描かれています。

これはおもしろくはなかったのですが、ドキュメンタリー風の映画という視点から見れば

とても考えさせられるものであったのかも・・・

私はちょっと頭が弱いので、この辺で、ごめんなさい><

 

9月に入ってからは「カランコエの花」

 


「カランコエの花」予告編 監督:中川駿

 

40分の短編でありながら、起承転結がはっきりしていてよかったですね。

これからLGBTの問題に対してどう向き合っていくか、という問題は視聴者に丸投げでしたけど><

印象に残っているのは、友人の中にレズビアンがいることを知った主人公が、

カランコエ花言葉を知ったうえで、それを身に着けてしまったシーンですね。

今の日本の偏見を表しているようで、いいじゃないですか。

 

私が行った日は舞台挨拶も兼ねられていて、

監督さん、堀春菜さん、石本径代さんを生で拝見しましたよ。

お昼休みに手作りのお菓子を食べるシーンがあって、

学生一同「あったかーい」と言っているのには私も違和感を覚えたのですが

撮影現場近くのお店で作られた温かいものを使用しているらしく、

「あったかいわけないだろ」と監督もツッコミなさっておりましたよ(笑)

 

あと、堀さんの顔が小さくて、びっくりした。

本当に僕の半分くらいなのね。やっぱり女優さんは違うなあ。

 

欲を言えば、テーマがテーマなので、監督などの性に対する価値観なんかを聞きたかったですね。

 

自分はというと、大学時代の話になりますが、周り同性愛をカミングアウトしてくれる友人が

何名かいたので、そのあたり理解はあるつもりです。というか、言われてもあっそくらいにしか思いません。

だって男性が女性を好きであっても、女性が男性を好きであっても、別になんとも思わないじゃないですか。

だから気にしないことした。興味があれば聞く。それだけ。


最後にペンギンハイウェイの感想というか気になったところを挙げますね。

 

「主人公のお母さんが終盤まで出てこない。」

夜なのに、喫茶店で歯医者のお姉さんとチェスを打っている・・?

シングルファザーの子なのかな?お父さんとお姉さんは親しげに会話しているし、お姉さんは頬を赤くしているし、これは再婚フラグか?と思ったらお母さん出てくるし、なんなんだ。。

 

「ペンギンが出てきたときの周囲の反応」

空き地にペンギンがいる時点でもっと騒いでもよさそうなのに、なんだかそっけない。

いて当たり前の生き物じゃないんだから、もっと驚いたりするのが普通だと思うんだけど

 

「中盤まで退屈すぎ」

思わず寝た。友人も退屈だといっていた(総評はおもしろいと言っていたけど)

ペンギンに乗ったりする終盤のシーンを中盤くらいに持ってきて、

異世界での話で盛り上げたほうが画的にもおもしろいんじゃないの・・?

 

「もうちょっと主人公の成長がみたかった」

背伸びし過ぎている主人公が、等身大の自分を受け入れる様をもう少しみたかった。

 

宇多田ヒカルの主題歌は◎」

もはや言うことない。

 

てか、東宝の映画代1800円って、高すぎだよ!!!!!!!!!

この一年とこれから

初めてお目にかかります。

都内で介護士をしております、こうじと申します。

大学卒業後、1年間のフリーター期間を経て、今の仕事に辿り着きました。

天職とまでは申しませんが、おじいちゃん・おばあちゃん子として育った自分には

向いているお仕事なのかな、と思いつつ、もう一つの「テンショク」の可能性も、

日々頭の中に思い描いておりますよ。

 

フリーター期間を経て、と上述しましたが、大学4年時に

まともに就活をしなかった人間の、成れの果てでございます。

現役の4年生諸君には、こうなってほしくないので(・・・というのも、

現状の就活事情では、なにもしていない時期を作ることはデメリットしかないので)

自分の失敗談や当時を振り返った今、こうして思うことを発信していくことで、

誰かの何かの役に立てていただけたらな、という一思いでブログを始めました。

 

といっても、4年生といったって、21や22の若者です。

4月がきたから、急に将来に向けてやりたいことを見つけろだ云々言われても、

それはできません。

面接や自己PRカードで自分を偽って、苦しい思いをして掴み取る就職先で働くことが

果たして幸せなことと言えるのかどうか、僕にはわかりません。

 

僕は卒業して一ヶ月が経った頃に、既卒向けのエージェントを使い就活を始めました。

エージェントが主催する研修を規定の日数受ければ、複数企業の採用担当者と面接ができ

場合によってはすぐに働ける、というものでした。

 でも、短期間(1週間)の研修の中で自分の方向性を固めることなんて、できません。

しかも、限られた選択肢の中から。

 

もしかしたら、自分には1年という準備期間があっても、助けがなければ介護士の仕事を

選択できなかったもと、今では思います。

 

僕自身、介護の仕事を始めるにあたり、色々な困難や葛藤がありました。

プライドもそうです、

世間体もそうです、

ステレオタイプや先入観もそうです。

 

・・・というか、そうでした。

 

最後に自分の背中を押してくれたのは両親でしたが、

働き始めて×初めて、その壁をぶち壊せた気がします。

今は、これからどうなっていきたいか、仕事の面と精神的な面、

両面の成長を望む自分を客観視できている(気がします)。

 

そんなわけで、この一年間は本当に色々なことがありました。

苦しんでいるときには周りの人間が支えてくれました。

だから今、困っている人のために、今度は僕が支えになりたいと思いました。

 

このブログは、日々の生活と、過去の困難と、皆様の応援で成長していきます。